ポップでグラフィカルなイラストや、ラフで実用性の高いシルエット、流行にはとらわれないという創造姿勢、カラフルな色使いなどから、「アンチ・モードの旗手」とも呼ばれているカステルバジャック。「丈夫で長持ちするを目指し、決して流行の服は作らない。」というのがモットー。軍隊用の毛布、魚網、包帯、テント地、ブランケット、スポンジ、シャワー室のカーテンなど、意外性の強い素材を使用した作品や、アートとファッションの融合を試みた作品は彼の代表作です。常に「エボリューション」つまり「進化」をテーマに掲げたクリエーション活動は、モード界だけではなくアート界からも熱い視線を集め続けています。